野球などスポーツをする際にはウォーミングアップを必ずすると思いますが、正しいウォーミングアップが出来ているでしょうか?
目的
ウォーミングアップの目的は、大きく分けて2つあります。
- 試合、練習で100%のパフォーマンスができるようにする
- 怪我の予防
ウォーミングアップにはいくつかのポイントがあります。
体温、筋温、心拍数をしっかりと上昇させること
体温や筋温をしっかり上げておくことで、血流が良くなり、酸素や栄養素をしっかり取り込むことができます。
また、心拍数を上げることでも、ポンプ作用がしっかり働くようになります。そうすると運動中でも酸素や栄養素をしっかりと取り込むことができ、回復能力向上や怪我の防止につながります。
ストレッチで筋肉の可動域を広げ、柔軟性を高めること
体温、筋温を高めた後、筋肉にストレッチをかけることで、可動域が広がります。結果、怪我の予防につながります。
また、柔軟性を高めることで予期せぬ動きや負荷に耐えれる状態を作ることで、肉離れやアキレス腱断裂などの大きな怪我も防ぐことができます。
たとえ、肉離れなどの大きな怪我になってしまっても、最低限で押さえることにもつながります。
野球に使う動作を織り交ぜた全体運動を行なうこと
2つ目の可動域を広げるストレッチは静的ストレッチと言います。ウォーミングアップには大切なことですが、こちらの全体運動は動的ストレッチと言います。今から野球で使う筋肉を呼び起こすために行ないます。
競技によって、使う筋肉は違い、静的ストレッチのような一般的なストレッチだけだと専門的に使う筋肉は、温まっていない可能性があります。
特に野球の場合、インナーマッスルという筋肉をよく使います。その部分の筋肉を呼び起こすことで野球の技術練習に入っても負担を少なく、野球をすることができます。
また、この動的ストレッチをすることで、筋肉と神経のつながりが良くなります。結果、反応も良くなります。
使う前に筋肉を引き締めるトレーニングをすること
ボディビルダーの方は試合前にパンプアップといい、筋肉を引き締める動作をします。そのイメージです。
チューブを使い、インナーマッスルを引き締めることで肩の関節を保持する力が強くなります。結果、怪我をする確率は低くなります。
さらにインナーマッスルを鍛えることができるので、遠投が遠くに投げれたり、球速が速くなるなどの効果もあります。
キャッチボールはウォーミングアップではない
野球をするにあたってキャッチボールも大切です。キャッチボールはウォーミングアップではありません。
まずは、キャッチボール前までのウォーミングアップの方法を紹介しました。
随時この記事は更新しますので、動画や画像もつけていこうと思います。
正しいウォーミングアップをすれば、野球肩にはならないです。しっかりウォーミングアップをしていきましょう!
野球肩のセルフケアマッサージ
