10月になると気温がだんだん涼しくなってきます。この季節は「スポーツの秋」という言葉があるようにスポーツが思いっきり楽しめる季節ですね!私自身も野球にゴルフ、フットサルに冬になればスノーボードたまにバスケなど、多くのスポーツをやっています。その中で今回取り上げるのはゴルフをしているときの腰痛。
フルスイングをしたときに腰に違和感。ボールを取るときに少し腰痛が気になる。ラウンド終了後、バックを持つと腰に痛みが走った。こんな経験をしたことがありませんか?
なぜ、痛くなり、何が痛くなっているのかがわかっていることで予防もしっかりできますのでお伝えしいきます。
ゴルフの時の腰痛の原因
カップに入ったのは良かったもののボールを取るときに腰が痛い。そんな経験ありませんか?実はこのゴルフ腰痛の原因は、人間の中で一番長く、一番使う筋肉が原因です。この筋肉はスイングの時にも使うのでしっかりとケアをする必要があります。
その筋肉は「脊柱起立筋」です。この筋肉は最長筋、腸肋筋、棘筋という3つの筋肉から成り立ちます。
図:著者 ジョセフ・E・マスコリーノ 監修 丸山仁司 改訂新版 筋骨格系触診マニュアル第2版 引用
この筋肉は字のごとく「起立」をするときに使います。要は立っているだけ、座っているだけでもずっと使っている筋肉なのです。もちろん前かがみになった時も、身体が倒れないように後ろで支えるときに使っているのです。カップからボールを取るときの動きですね。
また、一番外側の腸肋筋は身体をひねる動きにも作用しますので、スイングの際にも負担がかかっているのです。ゴルフというスポーツは「脊柱起立筋」に相当負担をかけているのです。
脊柱起立筋のケア方法
ただ、この筋肉の難しいところは、ケア方法が少なく、普段から使いっぱなしのためケアをするのが難しいです。一番疲れをためにくい方法はまず、使った後に10分ほどアイシングを行なうということが今のスポーツ医学では良い方法とされており、五輪選手や有名スポーツ選手も行っているケア方法です。
参考の記事は米国公認ストレングス・コンディショニング・スペシャリストの角谷剛さんの記事です。
melos.media
https://melos.media/wellness/42509
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このケア方法は誰にでも合うというわけではないですが、私自身必ず行っているケア方法で、このケア方法をするようになってからは腰痛や次の日の筋肉痛は少なくなりました。ただ、アイスバスはなかなかないので、ゴルフ場のお風呂の水風呂か銭湯などに行って行なうのがおすすめです。そのあとはしっかり温めてください。
次回の記事に簡単にできるストレッチ、ゴルフ腰痛がなくなる治療法をお伝えします。
京都市右京区西京極 葛野いその鍼灸治療院 葛野大路八条バス停からすぐ!
院長 礒野功也(いそのかつや)
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