今回は内側の肘の痛み、野球肘の動画になります。
内側の肘の痛みが出た時にどうしてますか?
実際僕も現役時代に 肘の内側が痛かったことあるんですが、僕は肘の内側をグリグリグリグリしていました。
肘の内側を押さえながらグッグッグッグッってやったり、肘の内側に刺激が入ってなんか治ってる気するんですけども、実はこれって逆効果なんですよね。
当時はもちろん知識がなかったので、そんなこと知らなかったので思いっきりグリグリやってました。
治療とかも行ってたんですが、やっぱり治療の先生も肘の内側を治療で触わるのでなんかこの辺マッサージして良いんかなと思ってやってたんです。
その結果は、やっぱり良くならなかったですね。
治療だけしてれば良くなるんですけども、実はこのグリグリっていうのはかなり状態を悪くしてしまいます。
なぜかというと肘の内側には靭帯であったりこの腕の前腕の筋肉、前腕屈筋群って言われる筋肉がこの肘の内側についてたりします。
そこをグリグリしてしまうことで何が起こるかというと、余計に炎症がひどくなってしまったりグリグリすることによって組織に傷をつけてしまうということがあります。
そうなるとせっかく治療して良くしてるのに、グリグリして傷をつけてることになります。
例えば、皮膚の傷ってかさぶた出来ますよね?
それをかさぶたが出来て剥がしてかさぶたができて剥がしてってやっていくとなんか治りが悪いですよね?
やっぱり治そうとしてるのにかさぶたを剥がすので余計にひどくなっちゃうんですね。
そういった事を肘の内側をグリグリすることによって肘の中でやってしまっています。
なので今回はこのグリグリをせずに内側野球肘をしっかりとケアをしていく方法を紹介していこうと思います。
この内側の野球肘の原因となってる筋肉って色々あるんですが、前腕の筋肉であったり、あとは上腕の筋肉の上腕二頭筋って言われる筋肉があったり、色々あるんですが、基本的には痛みの出ている場所は触らないということが大切です。
なのでここを触らずに前腕の筋肉や上腕二頭筋っていう筋肉。あともう一つポイントとしてはこの二の腕の筋肉です。上腕三頭筋って言われる筋肉があるんですが、ここもケアしていきます。
何で後ろをケアするかっていうと、腕の筋肉って曲げる時に作用するんですけども、曲げる時に例えば上腕の後ろに付いている上腕三頭筋が硬いとどうなると思いますか?
曲がらない、曲がりにくいという状態になりますよね。
要はこの上腕三頭筋は曲げる時には引き伸ばされるっていう筋肉になるんですが、ここがギュッて硬くなってる状態だと曲げる時に硬い状態なんでそれ以上、曲がらないという状態になるんですよね。
そうなると次どこを使って曲げようとするかっていうと、この屈筋群です。曲げる時に使う筋肉でグッて力を入れて曲げようとするので、どうしても負担がかかってしまうんです。
なので野球をやってる時っていうのは、投げてるんですけども、投げる時もそういったまあ複合的な働きが起こって肘の内側を痛めてるっていう状態になります。
なのでしっかりとこの上腕三頭筋と上腕二頭筋、あとは前腕の屈筋群という筋肉をしっかりケアしていくと
内側野球肘って楽になっていくのでしっかりやっていきましょう。
野球肘のケア方法
それでは野球肘のケア方法を紹介していきます。
まずはこの前腕の筋肉に前腕屈筋群って言われる筋肉があるんですがここの筋肉群っていっぱいあります、いっぱいあるので、一つ一つ紹介していくっていうよりは
全体的になんかほぐすっていうイメージですね。ポイントとしては肘の内側の出っ張ってる骨ですね、ここに大体筋肉がついています。
なのでここを触らずにこの前腕の内側ですね。前腕の部分をグーって押さえていきます。
この時にグーッと押さえて軽く手首を動かしてください。
痛みが出ている局所ではなく、少し下の部分をグーッと押さえて軽く手首の力を抜いた状態でプラーンとする感じですね。
ここでプラーンとする。
次に真ん中の方ですね
先ほどのところからちょっと外側に行ってもらうとなんかちょっと中で凹むなーっていうところあるんですよね、なんか奥の方に入っていくなっていう場所です。
間にグーって入れていただくと中にはなんか小指にめっちゃ響くとかですね、あとこうやって小指動かしてもらうと、ここでピクピク動くというような反応がある筋肉があります。
そこをグーッと押さえていきます。
この隙間がもしわからない場合は押さえていただいてちょっと小指動かしてみてください、小指動かしてみるとここがピクピク動くのでそこを目安としてやってください。
今、見ていただいたようにこの辺やってくると勝手に指曲がってくるんですね、まあこういった時に使うような筋肉なので曲がっていきます。
次に上腕の筋肉やっていくんですけども、上腕二頭筋って要はこの力こぶの筋肉ですね、力こぶの筋肉になるんですけども、これはもう肘を曲げる時にやっぱ作用してるので、
ここをケアしていくんですが、
この形で握っていただいて、できれば何かこうものを置いてですね、
肘を置いてやっていただくと良いです。
今動画なのでちょっと浮かした状態でやりますけども、この状態でグーッと握る感じですね。
こんな感じでマッサージしていきます。
なので1ヶ所5秒ぐらいグーッと把握してもらって
次に進む、グー、グー、グー。
次後ろですね上腕三頭筋も同じように、1ヶ所5秒ぐらいですね。
何度も言いますけども、注意点としては痛い場所っていうのはあまり触らない方が良いです。
触らずにグーッと周りをほぐしていきます。
この3つですね、この3つのケアをしっかりしていただくと肘を曲げる時とかボールを投げる時、肘を伸ばしていきますよね、そういった時にこう作用してる筋肉がしっかりと緩んでくれます。
血流が良くなってくるので回復力ってのは上がってくれるんですね。
そうするすることによってこの野球肘のここの痛みっていうのは解消していきますので、この局所はグリグリしないという事ですね。
それはしっかり注意していただいて周りの筋肉をしっかり緩めていきましょう。
無理せず病院へ・・・
はいどうでしたか?
内側の野球肘のケア方法。
実際痛みのある局所をグリグリしてた方っていっぱいいると思うんですよね。
でもそれっていうのは今すぐやめていただいてしっかりと周りの筋肉をほぐしていきましょう。
そうすることによって血流が良くなって回復力っていうのが上がっていくんですよね。
なので、もちろん肘が痛い時に治療行くっていうのはもちろんなんですけども、それ以外にですね自分でケアできる方法っていうのはこういった方法になります。
ただですね、ここが痛くて筋肉をほぐしても痛みが取れないとか、痛みがマシにならないとかっていう方は靭帯を痛めてる可能性があります。
靭帯っていうのはやっぱり揉んでも正直良くならないです。
なのでその場合はしっかりと整形外科とかですね病院行っていただいてしっかりですね
ここの検査をしていただいて、しっかりと病院の先生の指示を仰いでください。
それ以外っていうのはやっぱり筋肉が原因で起こってる事がほとんどなので、しっかりとですね、ここはグリグリしない、周りの筋肉を緩めていくという方法を行ってこの野球肘しっかり治すようにしてください。