今回は
- なかなか治らない腰痛
- 治療に行ってもすっきりしない腰痛
- 自分でケアしてもなんかムズムズするような腰痛
そういった腰痛をしっかりと最後まで取っていくケア方法を紹介していきます。
治療にしっかり行ってるけど腰痛が治らない、自分でケアしてても腰痛が治らないという方、必見のケア方法になります。
まず腰痛って言われるとどこを治療していますか?
どこをケアしていますか?
おそらくほとんどの方が
『腰治療してます』
『お尻をケアしてます』
こういった回答になると思いますが、実はそれ以外の筋肉が残りのその腰痛の痛みを残してる原因になっています。
今回はそこを紹介いきます。
その場所は、お腹の筋肉、腸腰筋って言われる筋肉になります。
この筋肉というのは背骨から骨盤に付いていますが、斜めに走ってる筋肉になります。
この筋肉というのは背側からは触れることが出来ないので、お腹から触る筋肉にはります。
この腸腰筋っていうのは字のごとくですね、腰に関係してる筋肉なんですよね。
実はここが硬くなって腰痛が出てる方って結構たくさんいるんです。
特に腰を治療しててもなんか治らない、お尻、腰ケアしてるけどなんか治らないという方は、腸腰筋が原因になってるということがほとんどです。
この筋肉は座ってる状態で縮こまってる筋肉です。
さらにその状態から太ももをグッと持ち上げようとする時に使うような筋肉になります。
デスクワークをされてる方や家で座り姿勢が多い方、運転が多い方というのは、この筋肉がグッて縮こまった状態でキープされる事が多くなるんですよね。あとも同じです。
このような方は座っている形がキープされる時間が長いので、その状態で筋肉が血流が悪くなって硬くなって腰痛になるというような症状になってきます。
座っている形で固まるとどうなるかというと、極端に言うと立った時にくの字になるんです。
この状態になるのでどうしても腰をまっすぐに上げようって思う時に、腰の筋肉をめちゃくちゃ使ってしまいます。
結果なんかこんな姿勢になるのですが、
コレが反り腰ですね。
さすがにこんな姿勢のまま歩いてる人いないと思うので大体の方はここから腰の力を使ってまっすぐにするんですよね。
この時に腸腰筋が硬かったりすると真っすぐになりにくい。じゃあどうするかというと上半身の筋肉を使ってグッて持ち上げる状態になります。
腸腰筋が硬い方というのは
無駄に腰の筋肉を使ってしまって疲労を蓄積させてしまってる状態になります。
腸腰筋をしっかり緩めたら、なんか最後取れないな、なんか痛み取りきれないな、という腰痛は楽になります。
そんなケア方法を今回は紹介していこうと思います。
なかなか取り切れない
腰痛のケア方法
①
それでは腸腰筋のケア方法を紹介していきますが、
まずは椅子に座った状態でやっていきます。
腸腰筋というのは、おへそと股関節の出っ張った骨を結んだ線上の大体真ん中あたりにあります。
ここをグーって押さえていきますが、両手を重ね合わせて押さえていきます。
お腹に力が入った状態で押さえていくと皮膚が痛いとなるので、なるべくお腹の力は抜いてください。
そして少し前屈みになってください。
この状態でお腹をグーッて押さえていきます。
押さえた状態で3回ぐらいゆっくり深呼吸しましょう。
前かがみの状態で腰が痛いという方は無理しないでください。楽にできるという方は3回深呼吸していただいて、更にグーっと前かがみを深くして行なってください。
前かがみを深くするタイミングで、お腹を押さえてる手はグーってお腹の奥に入れるイメージでグーって押さえていきます。
そこで再び深呼吸3回。更に深く行けそうな方はさらに深くグーっと行ってください。
行けるところまで行ってもらって大丈夫です。
注意点としては、いきなりガーンて深く行ってしまうと負担かかってしまうので、ゆっくり段階的に深くして行ってください。
段階的に深くやっていくと、どうですか?
最初と比べて腰なんか真っ直ぐになりやすい
なんか動きやすい
などの変化で出ますか?
このケア方法で変化が出るという方は、腸腰筋が原因で腰痛になってる可能性も高いので、これを継続するということが大切になります。
②
2つ目は
先ほどのおへそと股関節のところを結んだ線上の同じところグーっと押さえいきますが、お腹の奥で少し下に向けて押さえます。
この状態で足をグッ、グッ、グッ、グッ、グッと上げていきます。
※詳しくはこの動画を見て下さい!
こうすることによって押さえた状態で動かすので、筋肉が緩みやすくなります。
これでも腰痛は楽になっていくので、これもやってください。
これも一生懸命、足を上げるのではなく、軽く上げるだけにして下さい。
なるべく力を抜いて、、グッ、グッ、グッ、グッ。
反対側も同様にやって下さい!注意点としては片足ずつやるということですね!
この2つをやることで腸腰筋が緩んで、真っすぐ立つのが楽になり、腰への負担が減ってきます!
継続してやることが
大切!
1回でなんとかなるという事はないので、このケアをしていただいて、楽だなって感じる方は継続してやっていくことが大切です。
最初に前かがみと後ろ反らした時の状態のビフォー、アフターを取っていただくのも良いかなと思います。その方が体の変化は感じやすいと思います。
長年悩んだ腰痛っていうのはしっかり取れていくケア方法にはなるので、しっかりと継続して押さえてグーッと、押さえてグッ、グッ、この2パターンしっかりやるようにしてください。