なんで10秒×3セットなの?
ストレッチを教わったり、ストレッチを調べたときにほとんどの方が聞いたことあるかと思いますが「10秒を3セットほど行なってください」なぜ3セットなのでしょうか?
インストラクターや先生が勝手に決めているのでは?
いえ!実は、これには深い理由があるのを知っていますか?
ストレッチは、やりすぎると筋力の低下、スポーツパフォーマンスの低下につながるという研究がアメリカ、日本で検証されているのです。
こんなこと聞いたことありませんか?
「スポーツ前にストレッチを行なうのはいけない」
これは実は1998年にKokkonenという方が出した論文の一部を抜粋して間違った情報として流れたものです。その文の一部がこちらです。
「彼らは膝伸筋群・屈筋群に対して5種類のストレッチングを15秒×3セット行なった結果、膝屈曲筋力が7.3%、膝伸展筋力が8.1%低下したと示した」
(Kokkonen,1998)
このような論文の一部があります。これだけ見るとストレッチはしない方が良いという解釈になりますよね。その他の研究でも筋力低下は認められたと書いてあります。
しかし、この研究の結果、ストレッチの注意点、パフォーマンスを下げないためには
・強度の強いストレッチを禁止
・30秒未満のストレッチにする
・運動直前の静的ストレッチはしない
などが決められました。
「30秒未満のストレッチにする」これが正体です!
60秒間伸ばすストレッチは効果がないだけでなく、筋力の低下、パフォーマンス力の低下になってしまうのです。なので運動前は10秒×3セットが一番効果があるのです。
そして、運動直前には動的ストレッチをします!
運動直前のストレッチについては以前、書かせていただいた記事に乗せていますので参考にしてください!
また、ストレッチをすれば、筋力が低下とありますが、これは「即時的なストレッチでは」という意味です。
このKokkonenという方は、習慣的なストレッチについても論文を出しています。
「下肢筋群に対して週3日・15秒×3セット・15種類の静的ストレッチを10週間行なうことにより、柔軟性、跳躍力、ダッシュ力、最大筋力、筋持久力が増加したことを示した」
(Kokkonen)
という研究結果があります。
なので決してストレッチはダメということではないのです。
ストレッチも正しいやり方、正しい時間があります。それを守ってしっかりやることでパフォーマンス力UPにつながりますのでくれぐれもやりすぎには注意してください!