鍼治療を受けたことがある方は一度は経験したことがある「ズーン」とした痛み

特に治療後に痛みが残ったり、治療直後からだるさが出たり。

治療した先生に説明を聞いても「それは好転反応です」と言われたことありませんか?もちろん好転反応というものは存在しますので問題はないのですが、どんなに症状が出ても「好転反応です」という言葉だけで片付けてします先生に診ていただいている方は注意した方が良いと私は思います。

それを相談したときに、対策はしてくださいましたか?その反応を処置してくださいましたか?

好転反応には賛否両論がありますが、好転反応自体に、処置をしない対策をしない治療院はダメだと思います。

好転反応とは?

鍼治療をしたあとに筋肉痛のようなだるさ重さのような症状が出る。このことを好転反応と言うが鍼灸の治療、東洋医学では、瞑眩(めんげん)と言います。血行の改善によって、組織の修復が活発になる反応のことです。場合によっては、発熱排せつ反応吐き気めまいなどを起こすこともります。症状が改善していくにつれて、反応は出にくくなっていきますが、体質によっては毎回出る方もおられます。

好転反応の出る期間

好転反応は基本的には半日~2日ほどの期間でおさまります。1週間など長期間にわたって出る場合は、治療の強さが強いか治療がそもそも身体に合っていない場合がありますので、治療をしてもらった先生に確認してください。

反応が出た際の対処法

反応が出た場合は、身体が治ってきている証拠でもありますので、まずは安静にしていただくことが必要です。必要以上にその部分を揉んだり、ストレッチをかけると余計に反応が強くなる可能性がありますので、あまり触らないほうが良いです。とはいえ、症状があるので身体はしんどいと思います。温めたりすることで少し緩和はしていきますので、安静にして温めるのが一番効果的です。だいたいの方は痛くなった=シップという考えを持たれていますが、痛み=シップではありません。特にこの反応にシップを貼ると余計にひどくなることがあります。

好転反応と揉み返しの違い

好転反応は、身体が良くなっている反応で半日~2日で治まりますが、揉み返しはただ、強く揉まれたり、間違った治療をした結果、反応が出ています。組織が傷つけられている状態なので、1週間~2週間ほど続く場合もあります。治療中に痛みを感じる様であれば、必ず我慢せずにその時に先生へお伝えください。

 

好転反応は誰しもに出る反応です。ただ、その出た反応に対してすべて「好転反応です」という施術者は、施術者としては未熟だと感じます。その反応に対してもしっかりと向き合い、できる限りの対処は行なえます。それを行なわず「好転反応です」は、逃げの一手でしかないでしょう。

これを見ていただいている方も好転反応に対して正しく理解し、正しく処置をして、苦しくない治療を受けていきましょう!

 

 

 

 

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