足のむくみや身体のむくみ。症状としては重だるい感覚になりますよね。
そのむくみと筋肉はかなり密接した関係にあります。
むくみってどういう状態?
むくみは専門用語で「浮腫」と言います。
皮下組織(皮膚の下)に水が留まっている状態で、代謝が上手く働いていない状態です。
浮腫の症状がある方は、正常時の水分量の5%ほど多い水が貯留されてしまっている状態のことを言います。
よく症状がみられる場所は、下半身が多いですが、その理由としては、重力で水が下に追いやられた結果、下半身に浮腫ができやすいと言われております。
むくみの原因って?
皆様によく知られている原因としては、水分の取りすぎという理由です。
水分を取りすぎると身体の水分量が多くなってしまいます。
ある程度は尿や汗として出ていきますが、出し切れなかった余分な水が体内に残ることにより、むくみ(浮腫)が起こります。
お酒を飲んだ次の日はこのような状態になりますよね。
もう一つの原因は、筋肉の状態によって、むくみ(浮腫)が起こることもあります。
筋肉の作用には筋ポンプ作用というものがあります。
この作用は要は筋肉がしっかり働くことで代謝が上手く働き、水分代謝も上手くまわるというものです。
筋肉に疲労が蓄積していると筋肉は硬くなり筋ポンプ作用が働かなくなります。
そうなると水分代謝が上手くできず、水がたまることでむくみ(浮腫)が起こります。
この2つは有名なので皆さんもご存じかと思いますが、実はもう一つむくみの原因となることがあります。
それは何でしょうか?
水分を取らなさすぎもむくみの原因の一つ
実は、一番最初の水分を取りすぎの真逆の水分を取らなさすぎということもむくみの原因の一つとなります。
これはなぜかというと、ポンプの器械をイメージしてください。
このようなポンプがあるとして、水かある程度あることでこのポンプは動きますが、例えばこのノズルに水が届いていないとするとどうでしょうか?
下に少しだけ溜まっている水は中に残ったままになりますよね。
そうです!最後の残りをフタをあけて使うあのシーンですね。
その残りこそがむくみの原因です。
それが身体の中で起こると、最後の残りが下に溜まってしまい、むくみが起こってしまうのです。
人はポンプのようにある程度、水分がないと正常に働かないのです。
その正常に働かない反応がむくみとなって出てくるのです。
むくみの予防方法
やはり適度に水分を摂り、適度に運動をすることが一番ではあります。
特にむくみは女性に多いですが、例えば、無理な食事ダイエットや運動不足これは一番の原因となります。
ダイエットを成功させるには実は筋力は絶対必要です。
よくテレビなどで「誰でも痩せれるダイエット」をうたっている人は、そもそも基礎の筋力や体力、代謝が高い人です。
それを無理して、食事だけマネをしようとすると100%身体に悪影響です。
むくみの一番の原因になりますのでやめましょう!