先日、脊柱起立筋というものがゴルフ腰痛になる原因とお伝えしましたが今回は、どのように治療をしていくのかをお伝えいたします。
この「脊柱起立筋」に疲労が溜まり、痛みを出すとこのような範囲に影響を及ぼします。

図:著者 ジョセフ・E・マスコリーノ 監修 丸山仁司 改訂新版 筋骨格系触診マニュアル第2版 引用

この中で特に注目すべきところは、お尻の部分です。
お尻と腰はかなり密接な関係があります。
腰が痛い人はほとんどがお尻も硬くなっています。
反対にお尻や下半身が悪い方は、確実に腰もよくない状態です。
このお尻の筋肉はこの「中殿筋」という筋肉が腰の痛みの原因となることがあります。

図:著者 ジョセフ・E・マスコリーノ 監修 丸山仁司 改訂新版 筋骨格系触診マニュアル第2版 引用

この筋肉直立二足歩行をするために必要で、人間にしか発達していないと言われています。

ゴリラや猿も二足歩行できますが直立ではないですよね。
ゴリラや猿は「大殿筋」という筋肉が発達しているのでヨタヨタ歩く感じになります。

図:著者 ジョセフ・E・マスコリーノ 監修 丸山仁司 改訂新版 筋骨格系触診マニュアル第2版 引用

この中殿筋はこのような場所に痛みを広げるので、腰や太ももの裏などに痛みが出る場合は、ここに対しても治療をしていかないといけません。

しかしこの脊柱起立筋中殿筋は奥深くにあったり、そもそもの筋肉が分厚かったりするのでマッサージや電気の治療だけでは届かない可能性があります。

そこで有効的なものが、鍼治療です。

鍼治療は、奥深くまでダイレクトで刺激ができるので、手では届かない奥深くの部分までしっかりとアプローチできます。

また、当院では東洋医学的に治療をしますので、足のツボを使って、筋肉を緩める治療を行ないます。

私自身も会議などで長時間の座位が続いた際に腰が痛くなるとこのツボに鍼をして、筋肉を緩めることが多々あります。

腰の痛みは腰だけを治療していても取れないという経験がある方はこういう原因だったかもしれません。

特にゴルフをされている方は、1日コースを回るとカートを使っても10000歩以上歩くと言われております。

ゴルフ腰痛を持っておられる方は、ほとんどお尻は原因の一つになっております。
腰だけではなく、しっかりお尻もケアしていきましょう!

当院では、野球ゴルフを行なっている施術者が施術を行ないます。

お身体のことでなにかわからないことがありましたら遠慮なくご相談ください。
お問い合わせフォームからメールでのお問い合わせも行えます。

京都市右京区西京極 葛野いその鍼灸治療院

葛野大路八条バス停すぐ目の前!

院長 礒野功也(いそのかつや)

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