今回は国民病とも言われる「肩こり」についてですが、当院にも肩こりの患者様は多く来院されます。そのほとんどが、「昔から肩こりが強くて…」「もう肩こりなんて諦めてます」という方が大半です。

しかし、肩こりは生活習慣病なので、生活の仕方やコツをつかめば、解消していきます!

今回は、肩こりの方に共通する特徴BEST3を紹介致します!

1.力を抜くのが苦手

1つ目は、「力を抜くのが苦手」という特徴です。一見、「力抜くなんて簡単やしできるよ!」そう思った方も多くいると思います。しかし、肩こりのほとんどの方が、抜けているようで抜けていないということがあります。今、この記事を見ていただいてるときに意識をして、力を抜いてみてください!

意識した時に、「なんとなく身体が軽くなった」「血流が流れる感じがして、スッキリした」など身体の変化を感じませんでしたか?

少しでも身体の変化を感じた方は、常に力が入っている可能性が高い方です。その方は、しっかりと意識をして力を抜く習慣を作る必要があります。その方法をご紹介します!

1.まず、壁に向かって直立します。(このとき足1個分壁から離れて立つようにしてください)

2.そのまま壁におでこを付けるようにもたれかかります

3.おでこと足の支点のみに重心がかかっている状態で全身の力を抜きます

4.その状態を30秒キープしてください。(このとき腕、肩、首に力が入っていないようにします)

この方法が全身の力を一気に抜くことが出来て、リラックスが出来ます!ただ、一つの欠点が、「見栄えが悪い」ということです。なので、人目に付かない一人の空間で行なうようにしてくださいね!(笑)

2.寝ながらスマホ・ゲームをすることが多い

2つ目は、「寝ながらスマホ・ゲームをすることが多い」方です。これはある程度、イメージできると思いますが、良くない行動です。上向きでスマホ・ゲームをしている場合、腕を上げる形になるので肩には力が入ってますし、横向きだと上に来ている方の腕は力が入ります。これはイメージするとわかると思います。しかし、実はもうひとつ大きな落とし穴があるんです!それは、「首にも力が入っている」ということです!

一度、試していただきたいと思いますが、枕に寝ていただいて、スマホやゲームをしてみてください。そのときにその姿勢になってスマホ・ゲームをしている手を止めていただいて、力を抜いてみてください。

枕が沈みませんか?

そうなんです!寝ながらスマホ・ゲームをしている方は実は微小に首を上げている状態でしているのです。でもこれって無意識でやっているので知らず知らずのうちに負担がかかってしまって、肩こりになっている方が多いです。できるだけ寝ながらのスマホ・ゲームは控えましょう!

3.腹式呼吸ができない

3つ目は、「腹式呼吸ができない」ということです。腹式呼吸とは簡単に言うと、息を吸ったときにお腹が膨らみ、息を吐いたときにお腹が萎む呼吸のことです。この腹式呼吸ができないとなぜ肩こりになるかというと、胸式呼吸になってしまい、肩を常に動かしている状態になるからです。普段の呼吸がそのような呼吸だと寝ているときも肩が動いてしまっている状態になり、リラックスしていてもできてない状態になります。

肩こりで来院される患者様の9割は「腹式呼吸ができない」「腹式呼吸ってどうやるの?」「腹式呼吸って何?」と言われる方です。

また、腹式呼吸は、副交感神経を優位にさせるという効果があるので、リラックスしているときに腹式呼吸というのはとても重要になるんです。

やり方としては

1.まず、お腹にある空気を口で吐き切ってください

2.なるべく鼻で(できなければ口で)息を5秒ほどで吸ってください

3.1と2を10回繰り返します

この手順を寝る前にリラックスした状態で行なってください!そうすると寝ているときにも腹式呼吸になりやすいです。

まとめ

当院に来院される患者様のほとんどは、この3つに該当します。また、肩こりではない方でも少なくとも1つに該当する方は肩こりの可能性、肩こりになる可能性があります。急に改善することが難しいようなクセになっているものにはなります。しかし、これを改善することで、肩こりにならないですし、楽になっていきます。肩こりで諦めている方は一度やってみてください!

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