先日、患者様とこんな会話がありました。
- 患者
- 「何で海外の人ってあんなに上半身が強いのですか?」
- 私
- 「まぁそもそもDNAが違ったり、食生活も全然違いますからね」
- 患者
- 「ゴルフとか野球でも上半身だけでめっちゃ飛ばしますよね」
- 私
- 「上半身の筋力が強いのもありますが、実は股関節の筋肉の違いが一番大きいのですよ!」
- 患者
- 「え?股関節?」
- 私
- 「外国の方はそこがしっかりしてるから上半身に力が伝わりやすいんです」
- 患者
- 「なるほど!じゃあ日本人がパワーで外国人に勝つのは難しいんですか?」
- 私
- 「いえ、その筋肉を鍛えることケアをすることで日本人でも勝てる可能性はあると思いますよ」
スポーツ界で注目の筋肉!
今、スポーツ界では日本人がたくさん活躍する時代になりましたが、確かに筋力の差やパワーの差ってありますよね。
でも、今、スポーツ界で注目の筋肉があり、そこを鍛えるとパワーの差も補えるということがわかっています。
実際、陸上の100m走でも日本人で9秒台が何人も出てますよね。
これもその筋肉のトレーニング方法をジャマイカから取り入れ鍛えてからだということなんです。
その筋肉の名前は「腸腰筋」と言います。

この筋肉は、人間の中で上半身と下半身をつないでいる唯一の筋肉と言われております!
良い姿勢をキープしたり、身体のバランスを保ったりすることに大変重要な筋肉なのです。
走るときはもちろんですが、上半身のパワーを使う際にはやはり土台の下半身のパワーも必要です。
そのパワーをスムーズに出すにはこの「腸腰筋」を使いバランスを安定させることで、上半身のパワーにつながります。
日本人は、この筋肉が弱いと言われております。
トレーニング方法はこちらが参考になります!
できる腸腰筋のトレーニング
4分うたラン/ UtaRun SU
その弱い筋肉を鍛えることで、下半身から上半身のパワーの使い方が上手く伝わるようになるのですが、鍛えるだけでは硬くなるだけです。
ぎっくり腰の原因筋にもなりますので、ケアをすることはとても重要です!
この腸腰筋をケアするにはストレッチが効果的です。
私自身、昔は腰痛持ちでしたがこのストレッチをするようになってからは、腰痛は、ほとんど出なくなりました。

このストレッチです。
赤丸の部分が伸びるストレッチです。
ここが伸びていることを意識しましょう!
青い線の太ももが伸びている感覚がある場合は、前の足をもう少し前に出すか背筋をしっかり伸ばすことで伸びてくれます。
私みたいに身体が硬い人は、どうやっても太ももが伸びている感覚がある方は無理せずに、赤丸の所を伸ばしているとしっかりイメージして伸ばしましょう!
そうすると筋肉はしっかりと動いてくれます!
私も毎日しておりますが、いまだに太ももが伸びている感覚はありますので…(笑)
スポーツをしている方はもちろんですが、スポーツをしていない方も「腸腰筋」をしっかりとケアをして、身体のバランスを整え、力がスムーズに使えるようになり、痛みのない生活を送れるようにしましょう!!
京都市右京区西京極 葛野いその鍼灸治療院
葛野大路八条バス停すぐ目の前!
院長 礒野功也(いそのかつや)
