腰痛の悪化要因ベスト3

コロナ禍で在宅ワークが増えている現在ですが、腰痛を訴える患者様が増え続けています。

そこで今回は、腰痛が悪化する要因ベスト3を紹介します

第3位 水分不足

第3位は「水分不足」です。意外なランクインだと思うかもしれませんが、かなり重要な要因です。筋肉はポンプ作用ということを行なっております。例えば、水を循環させるポンプ機があるとします。そのポンプ機に水がなければポンプ機は動きません。

それと同様に、身体や筋肉が水分不足の状態になると筋肉は正常に働かなくなり、硬くなってしまいます。熱中症の際に、初期症状として身体が痙攣したり、足がつったりしますがこれも、水分不足が原因で身体が危険信号を出している状態です。
筋肉をそのような状態にしたまま、重いものを持ったり、デスクワークをしてしまうと腰痛は悪化してしまいます。
この要因の場合は、冬の季節が要注意です!夏は熱中症対策で嫌でも水分を摂るようにするので、比較的水分不足からの腰痛悪化は少ないですが、冬は、水分をそんなに摂らなくても1日過ごせたりするので、水分を積極的に摂る方は少なくなります。その結果、水分不足になり、腰痛悪化する方が増えてしまいます。

対処法としては、水分を摂る習慣を日ごろからつけておくことです。私は、1日水分を2リットル以上摂ります。2リットルは厳しいという方は、最低でも1リットルは意識的に摂りましょう!寝る前にコップ1杯の水を飲むという習慣はオススメです。

その他、お酒を飲む際にも水分不足になるので、そういったときも水を飲むように心がけましょう!

第2位 冷え

第2位は「冷え」です。身体を冷やさないでくださいと一度は言われたことがあると思います。身体を冷やしてしまうと血流が悪化してしまいます。筋肉の血流が悪化してしまうと筋肉に必要な酸素や栄養素が十分に供給されなくなったり、痛みや疲労などの物質が流されずに筋肉に滞ってしまいます。その結果、筋肉が硬くなり腰痛を悪化させる要因になります。

夏は暑いので大丈夫。そう思っている場合は注意が必要です。夏の冷えで一番注意をしないといけないことはクーラーです。クーラーの温度が極端に低い場合や、クーラーの風邪を直接浴びてしまうことです。その他、お風呂上りに裸で過ごす、寝ているときに腰を出して寝てしまうということも夏の冷えの原因になるのでやめましょう!

第1位 動かなすぎ

第1位は「動かなすぎ」です!一見、動いてないし、疲労が溜まらないように感じると思いますが、実は腰の場合、動かないということが一番疲労を溜めてしまいます。その理由は、筋肉の性質にあります。筋肉というのは基本的に30分同じ姿勢になってると固まってしまうという性質があります。特に腰の筋肉は、人間の中で一番長い筋肉がついており、その筋肉は姿勢を維持する作用があります。すなわち、座っているだけ、立っているだけでも常に使ってしまっているということです。

例えば、映画を見ていて、CM中に立ち上がろうとした際、「イタタタタッ」となった経験ありませんか?その反応こそ、筋肉が硬くなっている証拠です。デスクワークの方もそのような経験をしたことがあると思います。実は、腰の筋肉は動かさなくても姿勢を維持しているだけで、常に使っている状態になっているのです。腰痛には「同じ姿勢でいること」が一番の大敵なのです。

知らず知らずのうちに使っている状態になり、動こうとした際に「グキッ」と起こってしまうのがぎっくり腰です。

対処法としては、30分以上同じ姿勢にならないということです。なかなか難しいと感じるかもしれませんが、少し動くだけでも対処にはなります。座ったままストレッチしたり、腰を捻るなどの動作だけでもかまいません。とりあえず、同じ姿勢を続けないようにしましょう!

意外と身近なところに悪化要因がある

今回のベスト3の他にも、意外と身近なところに腰痛の悪化要因が隠れています。ストレスや運動をしすぎの疲労蓄積、寝不足も腰痛の悪化の要因になります。腰痛の一番怖いのは、知らない間に疲労が蓄積していて、気づいたころには痛みが出ているということです。
そうならないためにも、まずは、ベスト3の対処を行なってみてください!この3つを対処するだけでも腰への負担は格段に減りますし、腰痛が悪化する確率も格段に減ります!

日ごろの生活習慣を変えて、腰痛改善していきましょう!!


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