だんだん気温が下がってきましたね。

バイクでの通勤は朝と夜は寒いです。

そんな秋から冬に変わるこの季節、ぎっくり腰に注意してください。実は冬本番よりこの季節の方がぎっくり腰が増えるのです。それはなぜでしょうか?

季節の変わり目は気圧の変化に注意

暖かい気候から寒い気候、もしくは寒い気候から暖かい気候になるとき、一番厄介なのが、1日10度前後の気温の変化ですよね。気温がここまで変化すると、気圧も変化をしています。近年は、気圧の変化を感じるほどになってきました。例えば「なんとなく、今日重い気がするなぁ」とか「今日は比較的、空気が軽い」などを感じるときです。なんとなくでも感じたことはありませんか?
なんとなくでも感じるということは、それだけ身体に負担がかかっているということです。

気圧の変化で自律神経が乱れる

気圧の変化に一番敏感に反応するのが、自律神経です。自律神経とは、交感神経副交感神経があり、身体の循環器呼吸器消化器などをつかさどる神経で24時間ずっと働き続けている神経です。昼など活発なときに興奮する交感神経、夜などリラックスしているときに働く副交感神経。このバランスを保つことで人は活動しています。気圧の変化は耳で察知します。トンネルの中に入った時に耳がキーンとなります。あの反応です。耳で察知した興奮信号が脳に行くことで、自律神経を乱します。その結果、筋肉や血管に働きかけ、身体の異常をきたすのです。

特に注意は気温、気圧が下がったとき

気温、気圧が下がったときは、先ほど書いたように耳で反応し、脳に到達します。その際、交感神経が興奮することによって筋肉は収縮、血管も収縮します。そのような状態になると筋肉を収縮させたまま動かすということになってしまい、さらに、気温が下がることで筋肉は硬くなってしまい、痛める可能性が高くなってしまいます。特に朝は冷えていたり、自律神経が調整しきれていないので、ぎっくり腰の可能性はさらに高くなってしまいます。

冬にやりがちの自律神経を乱す行動

冬は寒い。そんなときに役に立つのが電気毛布など布団を温めるものですよね。しかし、この電気毛布も使い方で自律神経を乱してしまいます。例えば、電気毛布を朝までつけっぱなしにしておくという使い方です。人は自分自身で体温を調節する機能があります。つけっぱなしにしてしまうとその体温調節中枢が混乱してしまい、自律神経が乱れてしまいます。タイマーを付けたり、温めるという意味では、湯たんぽがおすすめです。時間が経てば勝手に冷えてくれますので良いと思います。また、靴下もはいたまま寝るのはなるべく控えたほうが良いです。
あとはよく聞いたことはあるかと思いますが、昼夜逆転の生活はあまりよくないです。仕事などやむを得ない場合は仕方がないのですが、人の身体は、昼は活発、夜はリラックスという情報がインプットされていますので、なるべく昼夜逆転は控えた方が良いですね。

ぎっくり腰の予防

ぎっくり腰にならないためにはやはり、冷やさないことが一番です。あとは運動や仕事をしたあとにしっかりとストレッチお風呂につかるなどを行なって、ケアをしてあげることが重要です。
特に朝は冷えやすいです。布団をかぶって寝ても冷えている場合ありますよね。そういう時は、いきなり起き上がることっはしてはいけません。寝ころんだままで大丈夫ですのでストレッチをしたり、少し動かしてから起き上がるように注意してください。

このようなストレッチをしてからおきあがるようにしましょう!

ぎっくり腰は、この時期になると治りにくいこともあります。ぎっくり腰にならないように冷やさない、夜更かししない。これを守りましょう!

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