以前、「夜中に足が攣る解消法回避方法」を紹介させてもらいました
この内容は、ふくらはぎが攣った時にどうしたら良いのかと言うような内容になっていました。
そこにこのようなコメントをいただいてました。
『僕は脛が攣ります、脛が攣る場合はどうしたら良いですか?』
コメントいただいた方ありがとうございます。
今回はこのコメントに対する回答ですね。
そういった内容になります。
今回はスネ!
すねが攣った時にどうやって対処していくか、どうやって解消していくかという方法をお伝えしていきます。
まず、この脛が攣るというのは、どの筋肉が原因になっているかですよね。歩く時走る時もしくは立っている時、そう言った時全てにおいて使っている筋肉になります。
その筋肉っていうのはやっぱりずーっと使っている状態になるので疲れやすい。
特にスポーツされている方や営業で外回りに行かれる方は疲れやすい。 このすねの筋肉がガチガチに固まっているという方が多いです
この筋肉がガチガチが固まってしまうと、足首周りの動きが悪くなる。そして足指の使い方もうまくできなくなります。その結果、よくつまづいてしまったりします。
原因の筋肉
では、すねの筋肉はどう言った筋肉かというと、「前脛骨筋」と言われる筋肉になります。
この「前脛骨筋」というのは、すねの骨の外側についている筋肉になります。

この筋肉が硬くなると、足首が動かないような状態になり、地面をしっかり蹴れない状態になります。
足首が動きにくくなるという部分もありますが、よく歩く方っていうのは指を使っているんです。
指で地面を捉えて歩くので、指の筋肉も凝っている、疲れが溜まっている可能性もあります。
脛がよく攣るという方は、指がグッと固まったり、反り返ってしまったり、そういった攣り方をすると思うんですが、そのような動きをする筋肉も原因の一つになります。
その筋肉は長趾伸筋・長母趾伸筋といった筋肉が原因になっています
長趾伸筋は脛のから指まで、指ひとつひとつに付いている

長母趾伸筋は親指に付いている、という筋肉なります

なので、この筋肉が疲労が溜まって硬くなると、どうしても指が動きにくくなる、そして、疲労が溜まって攣ってしまう、というような状態になります。
今回は前脛骨筋、長趾伸筋・長母趾伸筋、この筋肉3つ合わせてしっかりと解消させてスネが疲れないようにする、そして、攣らないようにする方法をお伝えしていこうと思います。
脛が攣らない加圧式ストレッチ
それでは、スネの疲労をとっていく、そして足がつらないようにしていく方法をお伝えしていこうと思います。
前脛骨筋というのはこのような筋肉です

この脛のところを、要はマッサージします。この脛の筋肉ってよく歩いてる方やスポーツされている方は硬くなりやすい。
そんな中一生懸命指で押さえても逆に手の指が痛くなるし、効果も少ないです。
そこで、今回は加圧式のストレッチを紹介していきます。
前脛骨筋・長趾伸筋・長母趾伸筋の働き
この前脛骨筋であったり、長趾伸筋・長母趾伸筋、その筋肉がどういった働きをするかっていうのを一つ覚えていただきたいんですけども、主に足首を背屈させる時に使う。
あとは指を背屈動きに使う筋肉になりますが、この筋肉が硬くなって働かなくなると、背屈がしにくくなります。その結果、つまづきやすくなるんですね。
要は足首が上がらない。つまづき易い。そう言ったことになるので、この加圧式ストレッチというのをしていただくとよくつまづくなと思った方も、つまづきは少なくなると思います。
それではやっていきたいと思います。
加圧式ストレッチ
まず、脛の骨があると思います。その骨は下までありますが、その骨の外側にベタッとついているような筋肉になります。
足首を背屈させたときに筋肉が収縮している状態。この状態で筋肉をグッと抑えます。
グッと抑えた状態から、足首をグーッと下に伸ばしていきます。
いけるとこまで足首を下げて、同時に指もしっかりと下に向けていきます。
この前脛骨筋というのは、背屈ともうひとつ、内反と言われる、足首を内側にひねるような動きの作用としてあるのですが、抑えて、足首を下げていきながら、ちょっと外側に捻っていくようなストレッチをしていきます。
- 背屈させて
- 抑える
- グーッと伸ばす
- ちょっと外側にキュッとひねる
次はもうちょっと下の方を抑えて同じように行なっていきます。
この時に大切なことっていうのは先に背屈させるということですね。
この順序を間違って押さえた状態で背屈すると、ただただ痛いだけになってしまうので、しっかりと、背屈をさせて、抑える、そして、グーッと引っ張っていくの順でおこなってください!
大体、この脛を縦に5等分ぐらいしていただいて、五箇所ぐらい抑えていきます。
おそらく下1/3位辺りが一番効くと思います。
ここが効く方というのは、相当、脛の疲労が溜まっていて、脛が硬くなっているという方なので、そのような方はしっかりやった方が良いです。
次はやや外側
下までしっかり伸ばせたら、次は、さっき押さえたところからちょっと外側を押さえていきます。脛の際から指1.2本分外側を下まで下がっていきます。
- 背屈させて
- 抑える
- グーッと伸ばす
- ちょっと外側にキュッとひねる
これも五等分ですね、しっかりやってください。
脛の際と際から指1.2本外側で十分です。もしくは、もう少し外側もやってもらっても大丈夫です。
このように、一旦筋肉を縮こませて押さえてグッとストレッチをかけると、極端にいうと押さえたところが重点的に伸びるトレッチになります。徐々に下に下げていくことによって、この前脛骨筋。長趾伸筋・長母趾伸筋という筋肉がしっかり伸びてくれます。その結果、血流が良くなって疲労が回復していきます。
これを加圧式ストレッチといいますが、このストレッチをしっかりしていただくと、この筋肉が緩んでくれて、足が攣る事がなくなってきますので、やってみてください
気をつけること
今回紹介させていただいた脛が攣らなくなる方法
脛の疲労をとる加圧式ストレッチ。どうでしたか?
このストレッチ結構、効きます。今やってもらった脚は変化はいかがですか?
足首動かしてみて、軽くなっていればかなり効果が出ています。
ただ、このストレッチは結構、圧を加えます。あまり無理にグイグイやりすぎるとか、あとは量を多くやっちゃうなどをしてしまうと後でちょっと反応が出てしまいます。その結果、逆に筋肉痛になったり、あとは疲労が溜まったりします。あまり、グイグイ無理やりやらないように、『気持ち良いなぁ』『気持ち良く伸びているなぁ』というような強さで行なってください。回数は5箇所。それを内側と外側、もう一個外側もしても大丈夫です。
縦に五箇所ですね五等分して、横には2から3ですね。しっかり分けていただいて、しっかり行うようにしてください。
1セットで大丈夫です。
1日1セットやるようなイメージで、特にお風呂上がりとか、運動後とかにするのが良いと思います。
コメントをいただいた困っている事などをしっかりと動画にして答えていこうと思います。またよかったらコメント欄にコメントお願いします。
それでは次回、またお会いしましょう。
