慢性腰痛とは
慢性腰痛症とは、字のごとく、慢性的にずっとある腰痛のことです。腰痛の定義は、発症から4週間未満を急性腰痛(ぎっくり腰)、4週間から3か月未満を亜急性腰痛、3か月以上前の発症を慢性腰痛と言います。
慢性腰痛の場合、いつのまにか腰が痛かった、いつのまにか違和感が出ていたというように原因不明のことが多いです。また、ぎっくり腰をしたあとからなんか違和感が残るという症状が続くのも慢性腰痛に移行しているものです。
慢性腰痛は、一般的に自然に治ることはないと言われており、腰痛の中でも最も治りにくい腰痛です。また、痛いことが当たり前と思って、治療に行かず、放置している方が多いのも事実です。
慢性腰痛の原因
現在の医療では、慢性腰痛はほとんどが原因不明とされています。例えば、慢性腰痛で病院に行った際にレントゲンやMRIなどの画像検診をしても、画像には異常はみられず、原因不明とされております。日本の医療は画像で異常がなければ、「日にち薬」で治ると診断されるのが現状です。
しかし、慢性腰痛をインターネットで調べたりすると、「安静にしていても治らない」「放置しておくと症状がキツくなる」などと書いてあります。病院の診断と矛盾していますよね。
なぜ、そういうことが起こるのかというと、慢性腰痛の原因のほとんどは筋肉だからです。筋肉の痛みやコリ、違和感に関しては画像検診では写らないのです。なので、画像検診がメインの病院では異常がないという診断になり、シップと痛み止めの処方になってしまうので、慢性腰痛は治らないと言われています。
当院の慢性腰痛の治療
慢性腰痛の場合、ほとんどが筋肉が原因になっており、その中でも脊柱起立筋、多裂筋、中殿筋が原因になっていると言われています。しかし、原因の筋肉はそれぞれ人によって違います。全身を治療するよりも、その原因となる筋肉を選別し、捉えることが慢性腰痛を治す一番の近道となります。
また、ほとんどの治療院は腰の痛みには腰の筋肉をアプローチしますが、腰が痛ければ腰を治療するというのは誰でもできる治療です。
実は、慢性腰痛には腰以外にも重要な筋肉がたくさんあるのですが、まだまだ、知られていないというのが現状です。
当院では、日常生活でなにが負担になっているのかを聞いたうえで治療を行なっていきます。基本的には手技(指圧)施術と鍼灸治療を行なっていきます。その中でも、10年以上腰痛に悩まされている方の場合は、筋肉がかなり硬くなっている可能性があります。その場合はパルス治療(電気鍼)を行なうときもあります。
人それぞれ、身体の作りも違えば、生活してきた環境も違います。なので治療も人それぞれ違います。当院ではオーダーメイドの治療を行なっています。
どこに行っても治らない慢性腰痛でお悩みの方は、一度ご相談ください。