腱鞘炎とは

腱鞘炎とは、手の使い過ぎによって手首や指に痛みを発症する疾患です。筋肉は腱という骨と付着する部分があります。腱で有名な場所はアキレス腱です。手の場合、腱を束ねる腱鞘というトンネルがあります。その腱鞘と腱が手を使い過ぎることによって擦れて炎症が起こり痛みが出ると言われています。

腱鞘炎の原因

腱鞘炎の原因は、手の使い過ぎということがほとんどです。近年ではスマートフォンやパソコンの使い過ぎによって、腱鞘の中を腱が行き来します。その回数が多くなると腱鞘と腱が擦れ合って炎症を起こすことによって痛みが出ると言われています。また。腱は筋肉の延長線上にあるものなので、スポーツや日常生活で筋肉を使い過ぎた際に腱が肥厚するので、腱鞘の中を通りにくくなります。そうなると炎症しやすくなることもあります。また、肥厚が強くなるとトンネルである腱鞘を通りにくくなります。そうなることで指の引っ掛かりが出てきます。その症状を「ばね指」と言います。ばね指も腱鞘炎の1つです。

腱鞘炎の一般的な治療

一般的に腱鞘炎の治療は、日常生活でなるべく手を使わないようにして抗炎症剤を服用して安静にすることです。その他、ステロイド剤の注射をすることもあります。しかし、その注射で痛みが取れる可能性は60%前後と言われております。また、その注射は何回もできるのではなく、おおよそ3回までとされています。その他、手術療法を適応することもあります。しかし、日常生活で手を安静にすることは不可能に近いですし、手術をしてもリハビリの期間は手を固定するので使えなくなってしまい、日常生活に支障がでてしまいます。そのため、鍼灸治療や電気治療などの保存療法を用いられることがほとんどです。

当院の腱鞘炎の治療

腱鞘炎の原因は、一般的に腱鞘の炎症と言われていますが、実はそこだけではありません。手首に付いている腱は、前腕の筋肉の腱です。前腕の筋肉は手首や指を使う際に働きます。なので手を使い過ぎることにより、前腕の筋肉が血流が悪くなったり、硬くなったりします。そうなると筋肉自体が肥厚してしまい、腱鞘と腱が擦れ合う回数が増えてしまうことで痛みを出してしまいます。

当院ではその前腕の筋肉に対して、治療を行なっていきます。手技(指圧)施術鍼灸治療を組み合わせて、腱鞘炎の痛みはもちろんですが、今後、腱鞘炎にならないように根本の筋肉を治療して繰り返さないようにしていきます。